ヤマトシジミ
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ひょっとしてルリシジミかも。
シジミチョウ科
学名 : Zizeeria maha
前翅長 :12~15mm
食草 : カタバミ科のカタバミ
●どこにも緑がない、と感じるような
都会でもカタバミさえあれば発生する、といっても
いいくらい、どこにでもいる。
ただ、分布図をみると北海道や青森には
いないようです。
学生時代に友人が北海道しかいないチョウ(何チョウかは
忘れた)と東海地方にはいくらでもいるヤマトシジミを
等価交換して喜んでおりましたが、
北海道の人から見れば珍しいチョウなんでしょうね。
●行動は地面近くをヒラヒラヒラヒラ飛び回り、
なかなか止まってくれず、写真に撮るには
案外苦労します。
●オスの翅表はやや金属光沢のある上品な
紫色で、メスはちょっと黒ずんでいます。
シジミチョウというのは、このチョウからつけられた
かと思うほど、貝のシジミの内側の光沢が
似ています。
●発生は年5~6回で、年中いる感じです。
●子供の頃の昆虫採集でいちばん採りやすい虫たちの
グループの筆頭だったような。
ただ、採集するのはいいけど、標本にするには
体全体が小さいし、胴体も細いため、針が刺しにくく、
なかなか細かい神経の必要な虫という記憶があります。
そして、苦労して標本にしたはいいけど、
やはり小さいので標本箱のなかでもあまり目立たず、
なんだか苦労のしがいがなかったような気分になったものです。
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