コクワガタ
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学名:Dorcus rechus クワガタムシ科
コクワガタとは
小+鍬形という意味でしょうけど
写真のように
けっこう大きいのもいます。
コクワガタの体長は22~53mmに対し
オオクワガタの体長は32~75mmなので
コクワガタの大きいのはオオクワガタのちいさいのより
大きいことになります。
◆体はけっこう薄い
このコクワガタも、ノコギリクワガタと同様
体の大きさによって、角(大アゴ)の形まで
変わってきます。
図鑑でみてただけのころは
もっと厚みのある
カブトムシのような
体型だとばっかり思ってました。
ところがほんもの
見たらなんと薄っぺらな!
が第一印象です。
でも、この体の薄さで
木の隙間などに
入って暮らしているようです。
会社員時代に上司の娘さんが
ゴキブリをクワガタと間違えて
飼っていたことが
あると話していました。
それくらい、薄い体ですが
ゴキブリほどすばしこくないので
普通はわかる、と思う。
◆ピンセットで採るな
木の隙間にコクワガタを
見つけても
取り出せず
あきらめたことは
何回もあります。
なのでピンセットを
もっていくといい、なんて
本には書いてありますが
木の隙間にはいった
コクワガタはピンセットで
取り出せるほど
ヤワじゃありません。
無理にひっぱりだそうものなら
体にキズをつけるか
足の1本や2本もげてしまうくらいの
力強さで踏ん張っています。
別の日に木の外側に
いるのをそっと
捕まえるのがいいでしょう。
◆大きさいろいろ
大きいものは
角の先端がかぎ状になっており、
途中にも内向きで少し上むいて
突起があります。
すこし小さいものは
角の先端のかぎ状はなくなりますが
途中の突起はある。
もっと小さい
ホントのコクワガタは
先端部はすっきりして
途中の突起もない、となります。
ちなみに各種図鑑を調べてみると
コクワガタオスの体長は
以下のようで、けっこう幅があります。
22~53mm
22~53mm
16~37mm(大あごを除く)
◆生態 成虫越冬
秋に羽化して成虫のまま越冬するようですから
冬場にさがすのも面白いかもしれません。
寿命は2~3年で、メスは産卵時に
はっきりした産卵マークをつける、とされていますが
私はまだみたことありません。
◆飼育方法
飼育についてはいまは、それぞれ
専門サイトで産卵材や菌糸ビン、マット、飼育ケースなど
述べられています。
オオクワのサイトはいっぱいあるのに
コクワのサイトはあんまりないので
探すのも楽しいかもしれませんね。
ただ、コクワガタに限っての注意事項
というのもなさそうです。
適度な温度・湿度、清潔さに注意するのは
どんな虫も共通です。
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