モンシロチョウ

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モンシロチョウ オス

モンシロチョウ オス 2014.6.3

モンシロチョウ

モンシロチョウ メスっぽい 2014.6.2

モンシロチョウ

モンシロチョウ 2014.6.2

シロチョウ科
学名 : Pieris rapae
前翅長 :25~30mm
食草 : アブラナ科のキャベツ、ブロッコリ、アブラナ、ショカッサイなど、
      イヌガラシ、タネツケバナなどの野生種にもつく

幼虫はアオムシでキャベツなどアブラナ科野菜の大害虫。

アオムシはモンシロチョウの幼虫の正式(?)の名前で

他の青い虫はいくら青くてもアオムシとはいわないようです。

農家の人は、青い虫はみんなアオムシという傾向があります。

農水省管轄の農薬の登録における害虫の名前もこのチョウの幼虫は

「アオムシ」であって、決してモンシロチョウ幼虫ではありません。

他の害虫名はアゲハ、キアゲハ、コナガ、チャハマキ、ヨモギエダシャクなど

となっていて加害ステージがすべて幼虫なのに、区別はありません。

「アオムシ」は別格なのです。それだけエライんです。

他にこんな例は「ヨトウガ」の幼虫として「ヨトウムシ」が

あるくらいかな。

成虫が飛んでるのはよく見かけるが、なかなかとまってくれません。

やっと止まったかと思って近づくと

けっこう、早い段階で逃げるため、写しにくい部類です。

ちょうちょの代表格のような虫で、

日本で初の音楽教科書である「小学唱歌集」に

収められた「ちょうちょ」の題材は

このモンシロチョウではないかといわれています。

歌詞はこうです。

ちょうちょう ちょうちょう 
  菜の葉に とまれ
  菜の葉に あいたら
  桜にとまれ 桜の花の
  花から 花へ
  とまれよ 遊べ
  遊べよ とまれ

菜の葉に止まるのはわかるけど

桜にとまるモンシロチョウの図はあんまりみたこと

ないような気がするけど、

地方によって違うのかな~

ところで、この曲は古いドイツ民謡で

「Hanschen klein(幼いハンス)」という

題名で、これに日本語の歌詞を伊沢修二という人が

つけたのだそうです。へぇ~

1881年(明治14年)のことだって。

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