ノコギリクワガタ
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赤みの強いタイプ
学名:Prospocoilus inclinatus
ノコギリクワガタといえば
こどもたちに人気の昆虫の1,2位を
争うぐらいじゃないでしょうか。
その人気はカブトムシとの争い
でしょう。
自分も子供の頃、
岐阜県の父の田舎に行くと
農家の敷地内に
生えているカシの木の樹液に
カブトムシやシロテンハナムグリなど
がいつも群れているのを
よく見ておりました。
しかしながら、そこには
なかなかクワガタの姿はなく、
あっても黒っぽくて小型の
コクワガタやヒラタクワガタがいるのが
せいぜいでした。
図鑑でみるあの水牛のように
湾曲した角を持った虫、
ノコギリクワガタは
ほとんどそこでは
みることがなく、
ノコギリクワガタは
私にとっても憧れの昆虫でした。
ところが小学4年生の夏、
あるとき長良川の堤防沿いにある
直径10センチ程度のクヌギ林
がえんえんと続いているところを
見つけました。
そこには昼間だというのに
カブトムシとノコギリクワガタが
1本の木に必ず数匹ついているという
状態で、たまたま持っていた
虫かごではとても収まりきれず、
次の日も大きな靴の箱をもって
採りに行って合計50匹以上を
採集したことがありました。
そのクヌギ林には
逆にヒラタクワガタは
ほとんどおらず
まさに水牛のような湾曲した
角をもつ大型のノコギリクワガタ
ばかりでした。
そして名古屋の家に
帰る名鉄電車の中で
ガサゴソガサゴソ
いわせながらいまでいう
ドヤ顔で帰ってきたことを
いまでも覚えています。
家では
手持ちの水槽にノコギリクワガタを
全部入れてみたら
三重の層になるくらいに
ぎゅうぎゅう詰の
状態で残りの夏休みを
ノコギリクワガタと共にすごした
懐かしい思い出があります。
その後何十年と
経ちますが、
あのようなたくさんの
ノコギリクワガタと
出会ったことはありません。
せいぜい1本の木に
2-3匹くらいです。
それと、水牛のような
角を持ったものばかりでなく
別種かと思うような
小型や中型の
ノコギリクワガタも
たくさんいるということを
後になってから知りました。
小山では6月中旬頃から
出てきて、7月下旬には
ほとんどカブトムシになってしまい、
そんなにたくさんは
みかけません。
写真はは夜7時から10時くらいの
間に撮ったものが多いです。
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