ノコギリクワガタ

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2013.6.16 ノコギリクワガタ オス

2013.6.16 ノコギリクワガタ オス

赤みの強いタイプ

学名:Prospocoilus inclinatus 

ノコギリクワガタといえば
こどもたちに人気の昆虫の1,2位を
争うぐらいじゃないでしょうか。

その人気はカブトムシとの争い
でしょう。

2013.6.16 ノコギリクワガタ オス

2013.6.16 ノコギリクワガタ オス

黒いタイプ 標本のような止まり方

自分も子供の頃、
岐阜県の父の田舎に行くと
農家の敷地内に
生えているカシの木の樹液に
カブトムシやシロテンハナムグリなど
がいつも群れているのを
よく見ておりました。

2013.6.20 ノコギリクワガタ オスメス

2013.6.20 ノコギリクワガタ オスメス

オスはメスに覆いかぶさるようにして樹液を吸うことがある。

しかしながら、そこには
なかなかクワガタの姿はなく、
あっても黒っぽくて小型の
コクワガタやヒラタクワガタがいるのが
せいぜいでした。

2013.6.18 ノコギリクワガタ オスメス

2013.6.18 ノコギリクワガタ オスメス

メスの背中も赤みが強いことが多いのでノコギリとわかる。

図鑑でみるあの水牛のように
湾曲した角を持った虫、
ノコギリクワガタは
ほとんどそこでは
みることがなく、
ノコギリクワガタは
私にとっても憧れの昆虫でした。

2014.6.25 ノコギリクワガタ オスメス

2014.6.25 ノコギリクワガタ オスメス

角の湾曲がややゆるやかなタイプ

ところが小学4年生の夏、
あるとき長良川の堤防沿いにある
直径10センチ程度のクヌギ林
がえんえんと続いているところを
見つけました。

2013.6.13 ノコギリクワガタ オスメス

2013.6.13 ノコギリクワガタ オスメス

このオスも角の湾曲がややゆるい、メス2匹がそばにいる。

そこには昼間だというのに
カブトムシとノコギリクワガタが
1本の木に必ず数匹ついているという
状態で、たまたま持っていた
虫かごではとても収まりきれず、
次の日も大きな靴の箱をもって
採りに行って合計50匹以上を
採集したことがありました。

2013.6.19 ノコギリクワガタ オス

2013.6.19 ノコギリクワガタ オス

これもやや直線的な角を持っている。

そのクヌギ林には
逆にヒラタクワガタは
ほとんどおらず
まさに水牛のような湾曲した
角をもつ大型のノコギリクワガタ
ばかりでした。

2013.6.24 ノコギリクワガタ オス

2013.6.24 ノコギリクワガタ オス

これも角の湾曲がゆるやかで直線的。

そして名古屋の家に
帰る名鉄電車の中で
ガサゴソガサゴソ
いわせながらいまでいう
ドヤ顔で帰ってきたことを
いまでも覚えています。

2013.6.18 ノコギリクワガタ オス

2013.6.18 ノコギリクワガタ オス

別種かと思うほど直線的な角のタイプ、体も小さい。

家では
手持ちの水槽にノコギリクワガタを
全部入れてみたら
三重の層になるくらいに
ぎゅうぎゅう詰の
状態で残りの夏休みを
ノコギリクワガタと共にすごした
懐かしい思い出があります。

2013.6.18 ノコギリクワガタ オスメス

2013.6.18 ノコギリクワガタ オスメス

これも直線的な角のタイプ。これ以上大きくなるわけではありません。

その後何十年と
経ちますが、
あのようなたくさんの
ノコギリクワガタと
出会ったことはありません。

せいぜい1本の木に
2-3匹くらいです。

2014.6.24 ノコギリクワガタ オス 赤みの強いタイプ

2014.6.24 ノコギリクワガタ オス 赤みの強いタイプ

それと、水牛のような
角を持ったものばかりでなく
別種かと思うような
小型や中型の
ノコギリクワガタも
たくさんいるということを
後になってから知りました。

2014.6.25 ノコギリクワガタ メス

2014.6.25 ノコギリクワガタ メス

小山では6月中旬頃から
出てきて、7月下旬には
ほとんどカブトムシになってしまい、
そんなにたくさんは
みかけません。

写真はは夜7時から10時くらいの
間に撮ったものが多いです。

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