ツクツクボウシ
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セミ科
体長:29-31mm
学名:Meimuna opalifera
鳴き声からその存在がわかるが、姿を写真撮るのはけっこう難しい。すばしこくてすぐ逃げてしまうので子供の頃は採集にも苦労しました。
しかし、きょうはメスもオスも撮れたので、なかなかにレアな日であります。産卵管のとんがりが背中側からでもわかるのでメスとわかります。
昔、このセミの声が聞こえだすと夏休みも終わりごろになり、やってない宿題が気になってきたものです。
でも、正確には7月中旬から鳴き始めており、夏休みの始まりと同時くらいなのです。
「夏の後半にあらわれ・・」なんて書いてある図鑑もあるが、そうでもないです。
分布は日本、朝鮮半島、台湾、中国で、鳴き声も中国・韓国と日本とでは異なるようです。
本奏(オーシツクツク)+間奏(キリキリキリ)+終奏(ツクリョーシツクリョーシ)と鳴くのは中国、韓国で、日本では間奏の部分がないとか。
終奏の部分はカタキンヒョーシ、カタキンヒョーシと口で表現していた母を思い出します。
からだ中に金粉がついており、新鮮なのがわかる。
まだ羽化したてなのだろう、至近距離から撮影しても逃げません。
結局、手で捕まえることができました。メスは産卵管がよくわかります。
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