ヒオドシチョウ

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ヒオドシチョウ

翅をひらいた一瞬のヒオドシチョウ 2014.6.3

2014.6.9 ヒオドシチョウ こうやって止まることはなかなかありません。

2014.6.9 ヒオドシチョウ
こうやって止まることはなかなかありません。

タテハチョウ科

学名 : Nymphalis xanthomelas

前翅長:32~36mm

食草 :ニレ科のエノキ、ハルニレなど、ヤナギ科のエゾヤナギ、シロヤナギ、シダレヤナギなど

生態:年1回の発生で、成虫越冬。

分布は九州南部・沖縄除く、全国。

●翅の裏と表とでは模様、色合いが全く違う。

止まるときは翅を閉じて止まるがたまに、

パッと開くと鮮やかな赤~オレンジが印象的である。

翅裏は木の皮のように地味な茶色で、同じ個体とは

思えないほど裏表が異なる。

●主に落葉樹林に多いと、書いてあるが、

朝の散歩中でもなかなか会えません。

会えた日はラッキーでなんかいいことありそうな

気分になります。

ヒオドシチョウ

翅を閉じるとこんな感じ。ヒオドシチョウ 2014.6.2

2013.6.10 ヒオドシチョウ 翅の裏は、木の皮のようです。

2013.6.10 ヒオドシチョウ
翅の裏は、木の皮のようです。

●和名のヒオドシは緋縅(ひおどし)のことで

 鎧(よろい)の縅の一。クチナシやキハダで下染めした上

 から紅で染めた紐(ひも)・革緒などで縅すもの。

〔「緋威」 「火縅」 「氷魚縅」とも書く〕

同種の言葉で紫縅(むらさきおどし)があり、

鎧(よろい)の縅の一。紫色に染めた革や組糸

で札(さね)を綴(つづ)ったもの。紫糸縅。

縅(おどし)そのものは 鎧(よろい)の札(さね)

を革や糸でつづり合わせること。また,そのもの。 ということです。

さらに【札】(さね)とは

甲冑(かつちゆう)の材料となる鉄・革の小板。

鱗(うろこ)のように数多く並べ重ね,糸・革でつづる。こざね。

●このチョウは大人になってから

出会ったチョウで、子供の頃の

思い出はありません。

図鑑の中の珍しいチョウでした。

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