テントウムシ
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テントウムシ科
学名 : Harmonia axyridis
体長 : 5~8mm
食べ物 :アブラムシ類
テントウムシの仲間の代表選手。
枕言葉が名前も何もつかないテントウムシ、
あえて区別するときはナミテントウという。
幼虫、成虫ともにアブラムシを食べる。
そのため農業上は益虫として扱われる。
【 食べ物 】
アブラムシというのは日本だけで700種ほど
いるらしいけど、それぞれにテントウムシの種類が
決まっているわけではなさそうです。
つまり、ひとつの種類のテントウムシは
複数種のアブラムシを食べているようです。
確かにワタアブラムシやマメアブラムシの
それぞれの集団に同じ種のテントウムシが
いるのを見ることができます。特に春。
また、別種ですが、かんきつ害虫の
イセリアカイガラムシを
食べるベダリアテントウという虫は
イセリアカイガラムシの天敵として
わざわざオーストラリアから
導入された経緯もあります。
なのでテントウムシはアブラムシを食べる益虫という
知識は間違いではありませんが、
カイガラムシを食べる仲間や
うとんこ病を食べるという変わり種の
キイロテントウ(別項)なんてのもおります。
また、ジャガイモ、ナスなどの葉っぱを
レース状になるまで食べつくす悪いやつらも
おります。
そんな悪の代表格はオオニジュウヤホシテントウ、
ニジュウヤホシテントウといいます。
まあ、細かいことはおいといても
いろんなヤツがおるんだなあ、くらいでOKです。
【 姿かたち 】
成虫の体(翅)の模様は別種かと思うほどの変異があり、
色んなパターンの模様が現れる。
写真の成虫は黒地に赤い点であるが、
二枚の写真で点の数が違うことがわかるでしょうか。
ほかにナナホシテントウのような色パターンで
星が七つ以上とか
全体オレンジ色で黒点少しとかどうみても
別種にしかみえない連中もいます。
・幼虫は成虫とは全く違ったすがたカタチで
ウルトラマンに出てくる怪獣のギャンゴに
似ているような気がします。
よくまあ、昆虫というのは実に変化に富んだ
生き物であるということがよくかります。
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