ヤマトシジミ
ひょっとしてルリシジミかも。シジミチョウ科
学名 : Zizeeria maha
前翅長 :12~15mm
食草 : カタバミ科のカタバミ
●どこにも緑がない、と感じるような
都会でもカタバミさえあれば発生する、といっても
いいくらい、どこにでもいる。
ただ、分布図をみると北海道や青森には
いないようです。
学生時代に友人が北海道しかいないチョウ(何チョウかは
忘れた)と東海地方にはいくらでもいるヤマトシジミを
等価交換して喜んでおりましたが、
北海道の人から見れば珍しいチョウなんでしょうね。
●行動は地面近くをヒラヒラヒラヒラ飛び回り、
なかなか止まってくれず、写真に撮るには
案外苦労します。
●オスの翅表はやや金属光沢のある上品な
紫色で、メスはちょっと黒ずんでいます。
シジミチョウというのは、このチョウからつけられた
かと思うほど、貝のシジミの内側の光沢が
似ています。
●発生は年5~6回で、年中いる感じです。
●子供の頃の昆虫採集でいちばん採りやすい虫たちの
グループの筆頭だったような。
ただ、採集するのはいいけど、標本にするには
体全体が小さいし、胴体も細いため、針が刺しにくく、
なかなか細かい神経の必要な虫という記憶があります。
そして、苦労して標本にしたはいいけど、
やはり小さいので標本箱のなかでもあまり目立たず、
なんだか苦労のしがいがなかったような気分になったものです。
ジャノメチョウ
学名:Minois dryas 昔はジャノメチョウ科だったが最近はタテハチョウ科になった。
前翅長:28-35mm
食草:イネ科、カヤツリグサ科各種
林縁や草原の上を跳ねるように飛び、止まるときは翅を開いて止まる事が多い。
8月も下旬になってくると、かなり翅もボロになった姿が多い。明らかに鳥につつかれたであろう後ろ翅がボロボロになった個体に会うこともある。
6月頃にみかける新鮮な個体は地味ながらも表のブルーの蛇の目紋が非常に美しいものもいる。
わりあいすぐに止まるので撮影はしやすそうに思うが、近づくとすぐに逃げるので、撮影はコンデジの望遠モードのことが多い。
結構新鮮な個体が撮れたので追加しておきます。たぶん2枚ともメスです。後ろ翅の白い線がはっきりしています。
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