アゲハ、キアゲハ
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前翅の付け根の部分が黒い線になっている。
【 アゲハ(ナミアゲハ)アゲハチョウ科 】
学名:Papilio xuthus
春型:前翅長40~45mm、夏型50~60㎜
食草:サンショウ、イヌザンショウ、カラスザンショウ、
ハマセンダン、各種栽培ミカン類など(ミカン科)
発生回数は寒冷地では年2回、暖地では3-5回
前翅の付け根の部分が黒くつぶれている。
【 キアゲハ アゲハチョウ科 】
学名:Papilio Machaon
春型:前翅長40~505mm、夏型50~65㎜
食草:セリ、ミツバ、シシウド、ニンジン、パセリなど
(セリ科)
発生回数は寒冷地では年1-2回、暖地では年3-4回
キアゲハのほうがやはり黄色っぽい。アゲハ、キアゲハとも春型と夏型とがあり、
ともに夏型の方が大きく黒っぽい傾向にある。
ここに載せた写真は7月~8月撮影のものですべて
夏型です。
昼間は、アゲハ、キアゲハとも結構速く飛び
なかなか写真撮るのに苦労します。
でも、早朝の気温の低いうちなら
このように撮ることもできます。
一見、姿は似ていますが、
食べ物は全然違うし、幼虫の模様も全然違います。
キアゲハは、子供の頃、家のまわりでは
みかけたことがなく、
貴重品だった。
大学生になって山登りをするようになって
山頂部に吹き上げられてくるキアゲハを
見たのが初めての出会いのように記憶している。
最近の図鑑をみたら、最近は
キアゲハも市街地の公園などでも増えているようです。
【 アゲハに逃げられた~! 】
自分が虫好きになったキッカケのような
以下の思い出がある。
小学校低学年の頃だったろうか。
当時まだ舗装されていない家の前の道で
打ち水をしたのか、水たまりにきて
アゲハが翅を開いたり閉じたりしながら
水を吸っていた。
そこにそっと忍び寄り子供用の目の粗い虫取り網を
エイッとかぶせたら、みごと網のなかに
入ったまではよかった。
網をひとひねりしたうえで、網の上から
胸をつかむ、なんて技術を知る由もなく、
網の外枠をそっと地面からあげて、
左手を網の中に差し込んだら
その隙間から、サッと逃げられてしまった。
それが悔しくて、いろんな本や図鑑で
逃げられないようにするにはどうするかを
調べ始めた、ような気がする。
このことがなかったら、大人になったら
すっかり虫には興味のない人になっていたかもしれない。
子供用の虫取り網はけっこう多くの人が
手にするのに、その後どうして
まったく虫には興味のない人間になってしまうのか
不思議でならない。
こういった体験も私だけに特別の経験でも
あるまいと思うのですが・・・
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