イチモンジセセリ
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学名:Parnara guttata 、セセリチョウ科
食草:イネ、イヌムギ、チガヤ、エノコログサ、メヒシバ、
ススキ、アズマネザサなど各種のイネ科
前翅長:15-17mm
年3回発生、幼虫で越冬する。
秋が近くなってくると、増えてきます。
イネの害虫としては幼虫がイネツトムシとして知られます。
ツトというのは、わらでできている携帯ケースのようなもので
プラスチックケースのない時代は、ツトに卵を入れて
持ち歩いたとか。
なんとも、昔の日本人の知恵はほんと、すばらしい!
後ろ翅の裏の模様が一文字になっていることから、この名がついた。
と思ってる。
結構、個体数は多いですが、カメラを向けるとすぐに逃げていくので
写真には割合撮りにくい方です。
全体のイメージは全身茶色で、派手さはなく、飛び方も
ひらひらからは程遠く、ジェット戦闘機のような翅型や
飛び方から、ガだという人もけっこういます。
でも、それは濡れ衣でちゃんとセセリチョウ科という
チョウの仲間なのです。
でも、本当のところ、チョウとガの境界線というのは
はっきりしておらず、最近の図鑑では
チョウもガも一緒になってるものもあり、
つきあいの長い私には戸惑いもあります。
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